














Quattro Stagioni #02 名刺入れ

ビジネスパーソンなら誰もが日常的に行っている名刺交換。
「美しいグラデーション」で、「初めまして」の会話のきっかけになる名刺入れです。
「風琴マチ」という、海外には見られない日本独自の伝統技法と、「菊寄せ」という手間がかかりが美しさを追求した繊細な日本の伝統技法を使い、薄くて使いやすく美しい名刺入れをつくりました。
■2種類のグラデーションレザー
桜をイメージした2種類のグラデーションレザーで、ずっと眺めたくなる財布をつくりました。
名刺交換のシーンでは、グラデーションがチラリと見えて、インパクト大。
初対面の会話のフックになり得る名刺入れです。
2つの風景を表すカラーネームをそれぞれにつけました。
●桜花(Ouka)
桜の花をイメージした「ピンクと白のグラデーション」を、職人の手で一枚一枚丁寧に染め上げました。
〈チラリと見えるグラデーションが印象的な裏側〉
●桜空(Sakurasora)
桜と空をイメージした「ピンクと水色のグラデーション」を、職人の手で一枚一枚丁寧に染め上げました。
〈チラリと見えるグラデーションが印象的な裏側〉
■伝統工芸「風琴マチ」
日本独自の伝統技法「風琴マチ」の最大の特徴は、「薄いこと」と「出し入れしやすい機能性」。
通常の「蛇腹マチ」は「内側(谷折り)」に折り込まれているのに対し、「風琴マチ」は「外側(山折り)」に折られており、名刺が引っかからずにスムーズに出し入れでき、薄く仕上げることが可能です。
薄くても、厚めの名刺が20枚以上たっぷりと入っております。
「風琴マチ」は、通常の「蛇腹マチ」よりも多くの型紙が必要となる上に、0.1mm単位での革の漉きの調整が必要なだけでなく、裁断を精密に行う必要があるため、高度な技術と手間がかかります。そのため、大量生産には向かず、この技術を伝承している工房もごくわずかとなっているのが現状。
見た目にも美しく、機能面でも優れている「風琴マチ」をなかなか目にすることがないのは、作れる職人が本当に少ないことが理由です。
山折りにマチをつくっただけの「風琴マチもどき」も世の中には存在しますが、日本人が持つ繊細な美意識と細やかな技術を備え、機能面でも優れた、日本独自の伝統技法「風琴マチ」は、今後も残していかなくてはならない日本の誇り。
日本の伝統技法「風琴マチ」を後世に残したいという想いもあり、「風琴マチ」を採用しました。
美しさと使いやすさを追求した、日本独自の伝統技法「風琴マチ」でつくった名刺入れです。
■繊細で美しい「菊寄せ」
角の部分に合わさった革の余分の部分を、「刻みネン」などをつかってひだを重ねて、まるで菊の花びらのように美しく見せる「菊寄せ」という繊細で手間のかかる技術を用いて仕上げました。
「ヘリ返し」で仕立てた革小物の角は「寄せ」と呼ばれる技術でまとめるか、切り込みを入れて減り返すかのどちらかとなります。一般的に流通している革小物は、「数回程度の寄せ」か「切り込みを入れてヘリ返す」だけの簡素な仕上げが多いところ、本製品は、菊の花びらのように美しい「菊寄せ」で仕上げています。
菊寄せを見れば、その職人の技量がわかると言われるほど、職人の腕の見せ所でもある技術です。手間暇を惜しまないクラフトマンシップ溢れる職人集団のこだわりです。
■細部へのこだわり
裏面と内側はこだわって選んだゴートレザーを使用し、ヘリの部分に「ネン引き」を施しました。ヘリ先から数ミリの部分に熱いコテで線を引くことでヘリの接着性を高めて耐久性と革の屈曲性を上げ、レザーアイテムの表情を引き締めます。
革の端処理は、「Orizzonte Collection」「Cielo Collection」と異なり、美しいグラデーションがサイドからでも見えるように、「ヘリ返し」での仕上げにしました。
「ヘリ返し」仕上げとなったことで、名刺入れの蓋の裏側がグラデーションで縁取られ、名刺入れを開けた際にチラリと見えるグラデーションも魅力のひとつです。
縫製した後に糸を切り軽く熱処理をするだけの工房も多いところ、ミシンで縫製した後、糸の結びこぶに糊をつけて、針穴に戻す「糊止め」という手間のかかる処理を施しています。

〈※画像はOrizzonte #03製作時のもの〉
手間がかかるため、この方法を避ける職人も多いが、見た目に美しいだけでなく、糸のほつれが起こりにくい造りとなっています。(全アイテム「糊止め」で仕上げております。)
■クラフトマンシップ溢れる職人による縫製
「風琴マチ」「菊寄せ」など今では受け継ぐ人も少なくなった繊細な伝統技法を受け継ぎ、「糊止め」「ネン引き」などの手間も惜しまない、鞄の街「豊岡」のクラフトマンシップ溢れる職人集団によって縫製されており、丁寧に扱えば長い期間お使いいただけます。
また、万が一の破損に関しても、可能な限り修理対応いたしますので、ご安心ください。
【カラー】
桜花(Ouka):ピンクと白のグラデーション
桜空(Sakurasora):ピンクと水色のグラデーション
【仕様】
・ヘリ返し仕上げ
・日本の伝統技術である風琴マチを採用、見た目に美しく出し入れもしやすい
・内側3ポケット
・外側1ポケット【商品詳細】
サイズ|W110×H75×D15(mm)
重量|約45g
素材|
グラデーションレザー:姫路レザー(ステア・手染め)
内側・その他:ゴートレザー
生産地|兵庫県豊岡市
※サイズ・重量については、測定誤差・製造誤差・個体差がございます。あらかじめご了承ください。
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