





























Orizzonte #02 名刺入れ



ビジネスパーソンなら誰もが日常的に行っている名刺交換。
「美しいグラデーション」と「フィッシュレザー」で、「初めまして」の会話のきっかけになる名刺入れです。
縁起の良い「鯛」「ブリ」「鮭」からできたフィッシュレザーを使いました。
「風琴マチ」という、海外には見られない日本独自の伝統技法を使い、薄くて使いやすい名刺入れをつくりました。
2種類のグラデーションレザー

「Orizzonte #01 ラウンドファスナーウォレット」と同様に、職人の手によって、一枚一枚丁寧に、変わりゆく空の色をイメージしたグラデーションに染め上げました。「Orizzonte #01」よりも「Orizzonte #02 名刺入れ」に使用するグラデーションレザーは小さいため、より繊細な作業が必要です。
名刺交換のシーンでは、グラデーションがチラリと見えて、インパクト大。
初対面の会話のフックになり得る名刺入れです。
L'ora blu(ブルーアワー)



ブルーアワーは、水平線に対し太陽が0度から-6度までの角度に位置する時間帯に現れる世界が青く染まる時間帯。




ブランドが誕生するきっかけになった「最初のカラー」です。
薄いブルーから濃いネイビーまで、空の色に負けない美しいグラデーションに仕上げました。

裏側から見ると、一番濃いネイビーの部分がちらりと見えます。
Il notturno(夜景画)



水平線付近はほんのり明るく、空は星を讃えるほど暗い。




名刺入れをキャンバスに見立て、夜の海を描きました。
美しいグラデーションに仕上がるまで、何度も試作を重ねてようやく納得のいく色に仕上がりました。

裏側から見ると、グラデーションの一番濃いブラックの部分がちらりと見えます。
■魚の皮を一枚丁寧になめしたフィッシュレザー
鱗(ウロコ)の形状がはっきりして縁起の良い「鯛(マダイ)のフィッシュレザー、細かな鱗(ウロコ)が魅力の出世魚「ブリ」のフィッシュレザー、鱗(ウロコ)が連なって打ち寄せる波を思わせる「鮭」のフィッシュレザーの3種類を使用しました。
フィッシュレザーは一枚一枚が小さいだけでなく、製造工程において非常に手間と時間をかけてつくられており、非常に貴重な素材です
●縁起の良い"めで鯛"フィッシュレザー

鱗(ウロコ)の形状がはっきりしており、波をしっかりと表現できる、「マダイ」のフィッシュレザーを使用。


「鯛」は、「めでたい」という語呂だけでなく、鎧兜のような硬い鱗が武士に好まれ、また「えびす様」の持ち物として描かれることもあり、古くから縁起物として愛されてきました。縁起の良い逸品です。
●出世魚「ブリ」のフィッシュレザー

富山県氷見の海で獲れた「ブリ」のフィッシュレザーを使用しました。
出世魚「ブリ」のフィッシュレザーは、鱗が1〜2mmと細かく滑らかな肌触り。
魚っぽさが前面に出ておらず、ツウ心をくすぐります。

明治以前、武士や学者は元服を迎えると名前を変更したり、出世の折に改名する習慣があり、そこから成長する過程で名前を変える魚を「出世魚」と呼んで縁起物とされ、お祝いの贈り物に使われるようになったと言われています。
●縁起の良い「鮭」のフィッシュレザー

鱗(ウロコ)が連なって、打ち寄せる波を思わせる、「鮭」のフィッシュレザー。

鮭は川で生まれ、その後海で成長し厳しい環境で生き抜き、産卵の時には次の世代に命を繋ぐために故郷の川を目指します。
このような鮭の生態は、「立派になって帰ってくる」「厳しい環境を生き抜いて故郷に戻り子を産み育てる」という姿を象徴おり、鮭は古くから「おめでたい魚」「縁起の良い魚」として人々に愛されてきました。
〈連続する波のような独特の風合いの「鮭」のフィッシュレザー〉
「鮭のフィッシュレザー」を使用した、縁起の良い逸品です。
「会話のきっかけ」になり、仕事の「ゲン担ぎ」にもなる縁起の良い名刺入れは、ゲンを担ぎたい人にはもちろん、就職祝いや昇進祝いなどのギフトにもぴったりです。
伝統技法「風琴マチ」

「風琴マチ」は、日本独自の伝統技法。
最大の特徴は、「薄いこと」と「出し入れしやすい機能性」。
通常の「蛇腹マチ」は仕切りが「内側(谷折り)」に折り込まれているのに対し、「風琴マチ」は「外側(山折り)」に折られており、名刺が引っかからずにスムーズに出し入れでき、薄く仕上げることが可能です。

薄くても、厚めの名刺が20枚以上たっぷりと入ります。
「風琴マチ」は、通常の「蛇腹マチ」よりも多くの型紙が必要となる上に、革の漉きや裁断を精密に行う必要があるため、高度な技術と手間がかかります。そのため、大量生産には向かず、この技を伝承している工房もごくわずかとなっているのが現状。
使いやすさを追求した、日本独自の伝統技法「風琴マチ」でつくった名刺入れです。
細部へのこだわり

裏面と内側はこだわって選んだ国産キップレザーを使用し、ヘリの部分に「ネン引き」を施しました。ヘリ先から数ミリの部分に熱いコテで線を引くことでヘリの接着性を高めて耐久性と革の屈曲性を上げ、レザーアイテムの表情を引き締めます。

革の端処理は、ラグジュアリーブランドでも使用されているイタリア製の高級ニスによるコバ仕上げを行いました。
縫製した後に糸を切り軽く熱処理をするだけの工房も多いところ、ミシンで縫製した後、糸の結びこぶに糊をつけて、針穴に戻す「糊止め」という手間のかかる処理を施しています。
手間がかかるため、この方法を避ける職人も多いが、見た目に美しいだけでなく、糸のほつれが起こりにくい造りとなっています。(全アイテム「糊止め」で仕上げております。)
クラフトマンシップ溢れる職人による縫製
鞄の街「豊岡」のクラフトマンシップ溢れる職人集団によって縫製されており、丁寧に扱えば長い期間お使いいただけます。
また、万が一の破損に関しても、可能な限り修理対応いたしますので、ご安心ください。
【カラー】
L'ora blu(ブルーアワー|ブルー系グラデーション)
Il notturno(夜景画|ブラック系グラデーション)
【仕様】
・断面はイタリア製高級ニスによるコバ仕上げ
・日本の伝統技術である風琴マチを採用、見た目に美しく出し入れもしやすい
・内側3ポケット
・外側1ポケット
【商品詳細】
サイズ|W110×H75×D15(mm)
重量|約45g
素材|
グラデーションレザー:姫路レザー(ステア・手染め)
フィッシュレザー:鯛(マダイ)orブリor鮭
内側・その他:姫路レザー(キップ)
背面・内側:姫路レザー(キップ)
生産地|兵庫県豊岡市
※サイズ・重量については、測定誤差・製造誤差・個体差がございます。あらかじめご了承くださいませ。
L’ora blu
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